2010年02月25日

社長 島耕作-第5巻-



ボクの心のバイブル最新巻

いつもながら、たくさんの深い仕掛けに深い取材と、恐れ入る
『ゴルゴ13』も深いと思うけれど

さて、帯書きには『溢れ出る上海のエネルギー』とある
島耕作が社長になり、舞台はまたまた中国へ

それもボクの大好きな上海である
2005年に訪れた時には、大変感銘を受けた
本作にも登場するが、莫千山路-モーガンシャンルー-50号では、先鋭なアート群にも度肝を抜かれ、空恐ろしさを感じた



あの日あの時あの場所で出逢った若き芸術家たちは今どうしているのだろうか



今年は万博の年
何とか5年ぶりの上海を訪れたい


社長島耕作は云う
「日本経済を建て直すのは決して政治家ではない
 我々企業側の知恵と努力だ」と

かっちょ良い

加えて云う
「永田町の人間はその辺を少し勘違いしている」と

あーかっちょ良い

まさに溢れ出る島耕作の魅力である
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:52Comments(0)アート・レビュー

2010年02月25日

MRI



「検査開始、検査中のお願い」に、「検査中に大きな音が鳴りますが、撮影している音ですので静かに寝ていて下さい」とあり、「テレビカメラによる監視やインターホンによる会話も行えますのでご安心下さい」ともある
医師は、「閉所恐怖症はないですかー??」と言っていたような

生まれてこの方、大層な検査を受けたことがないのでまったく想像も付かないが、現代医療科学技術の飛躍的な発展により、とてつもなく前衛的な検査法が日常行われるようになっているのだろうか
一体、検査と称してどうされてしまうのかと思う

さて、これは磁場を用いて身体の構造を調べるらしい
「上は肌着一枚、下はズボンを脱いで下さーい」
無論、靴下も脱ぐ
ワンピースを着せられて素股を露出しながら男児が靴下を穿いているのはどうにも潔くなかろう
何にしても、この恰好と云い、検査中についつい破廉恥な症状が発生したら末代までの恥をさらすことになってしまわないかと心配になる

そんな折、近くから野太い男性の声で、「靴下は穿いていても良いのかなー??」と聞こえた
『構いませんよー』と検査技師
本来ならば、『ただヴィジュアル的にはどうかと思いますよー』と付け加えるのが親切と云うものだろう

兎も角、何でも経験である
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 19:14Comments(0)雑記