2011年03月20日

『トイレに、愛を。』

世の中は複雑にして単純にして、底浅く奥深いものである
その道その道に達人がいれば、研究者がいる


とあるトイレに駆け込んで、驚愕した
膝だけではない
顎だけでもない
五臓六腑から衝撃の震えが起こった







仰る通りではないか
今、現実に存在するということを慈しもうではないか
今、現実に生きていることを有難がろうではないか
和式便所に跨って爽快に用を足し、ペーパーロールを見て何もないことに気付き、天国の心持ちから地獄の心持ちを感じたことが今までに何度あるだろうか

日本トイレ研究所

ありがとう
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:01Comments(0)雑記

2011年03月15日

ランチ。

職人さんの基本はお弁当だとか
とは云え、独身貴族的な職人さんや営業さんの中には、ランチをどこで食するかを中心にその日の仕事日程を組み上げる御仁もいらっしゃるとか
それだけに、他人とは一風違うランチ情報を持っている仕事人は一級の仕事人だと言えるだろう

さて
昨日のことであったか、世はWDであった
例年の如く、プライヴェートな予定満載のワタクシであったが、ご飯は食べる
健康方々、徒歩にて極上の天麩羅屋さんへ入った

12時を少し過ぎていたか、座敷・テーブル・カウンターも一杯
唯一空いていたカウンターの一席に座り、オーダーをし、お茶を啜り、スポーツ新聞を広げる
この日の日替わりはトンカツであった
極上のトンカツである

美味しく食し、馴染み客にのみ出される食後の極上お茶を啜り、馴染み客にのみ出される食後のお絞りに指を湿らせ、またスポーツ新聞を広げる
散々満喫した後、颯爽と席を立った
何人か残っていた客がこちらを見た気配があった
そう、ワタクシはこの極上天麩羅屋さんの『馴染み』なのである
通い慣れていない方々よ、ワタクシの雰囲気に憬れるならよく見るが良い

伝票を持ってレジへ
内ポケットに手を遣り、刹那、顔が蒼ざめた
財布がない
豪快にオッフィースに忘れてきたようだ

女性スタッフさんと目が合う
絶妙のかわし文句を考えたが、口を出すより早く、察した女性スタッフさんの口が動く
「あっ、いつでも良いんですよっっ。またお近くを通った時で結構ですからっっ。」

あーー、、、そんなに大きな声ではどうぞ仰らないでおくれ



とてつもないスピードでお店を飛び出し、猛ダッシュで財布を取って踵を返し、怒涛の勢いでお店へ再度飛び込む
ほのかに他の客もいるが最早気にする余裕もない
速攻で御代を支払う
先程の女性スタッフがまた爽やかに口を開く
「あら~、本当にいつでも良かったですのに。お顔はよく覚えてますからっ。そういう方、よくいらっしゃいますよ~。ありがとうございましたっっ。」

そう、ワタクシはこの極上天麩羅屋さんの『馴染み』なのである  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 12:07Comments(0)雑記

2011年03月13日

『継続は力なり』

片桐えりりかにフライデーデビューを抜かれてしまい、少々焦りが隠せない
しかも2週連続だとか

それはそうと
どうしたことか、ワタクシの手元にかのスターダストレビューのCDとツアーパンフレットとがある
先日、我が愛すべき、そして素晴らしき和歌山県立文化会館におけるLIVE時のモノである

30周年である
30年にちなんで30曲、3時間余りの公演だった模様
感涙であろう
さすがである

30年にちなんで3曲を30時間余り演ってしまえば大変なことになる
悲涙と憤激とが渦巻いたことであろう

30年の間にはきっと病める時も健やかなる時もあったに違いない
パンフレットを捲っているだけで悲喜交々至る想いが湧く
『木蓮の涙』、美しいね




本日のマラソン後、恒例の伊藤久衛門茶話会が開催された
生クリームにブレンドされた抹茶あんが兎に角ふわりと軽くて存在感のある抹茶大福を賞味
素晴らしい逸品である
まさに珠玉の名作
目に入れても痛くない様な舌触りである
この大福をご馳走されて後に告白されてOKを出さない女子は女子ではないと言っても過言ではないキラーデートスウィーツここにあり、だ



伊藤久衛門は現在八代目
そう、八代目イトキューである

因みに
岩出どろリンピックは今年いよいよ4回目
7月31日開催である
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 22:57Comments(0)雑記

2011年03月13日

『負けないで』

シングルがリリースされた1993年と言えば、今からもう約20年も前ということになる
ワタクシも中学から高校へと進学した
我らのアイドル坂井泉水女史のブレイクたるやとてつもないものがあった

本日の『歓迎・岩出市誕生5周年~第5回岩出マラソン大会』滑走中もずっと木霊していた

改めてよく聴いてみると、なかなかエッジの利いたギターサウンドが耳を突く
バッキングも、ロックの王道刻みと華麗な単音ワークを絡ませている
ギターソロも抜群のロッキンなハイテクが炸裂する
それでいて、ふんだんなコーラスワークを駆使した上品な仕上がりは、さすがの織田哲郎である
シンプルでストレートな歌詩も胸に響く

いつの世も、分かりやすい秀曲はいつしかクラシックと呼ばれる
これからも何人もの心を打って奮い立たせていくのだろう

  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 21:38Comments(0)雑記

2011年03月13日

東北関東大震災

尊い命をなくされた方々へ心より哀悼の意を
酷く被災された方々へ心よりお見舞いを
救済活動に尽力されている方々へ心より敬意を

ワタクシはただコンセントを抜き、通常より一枚多く部屋着を重ね
膝にストールをかける

Hz違いで全ての不足電力を他電力会社からまかない切れないとか
それでもエコは何らかの役に立つだろう

あと、明るく元気で健康的に過ごす
西日本に活力があれば何らかの役に立つだろう

昨夜衝動的に借りたCDが頭の中を木霊している

ZARD『負けないで』

  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 20:56Comments(0)雑記

2011年03月07日

『DAYS』

この感動を記さずしてどうしてブログと言えようか
いや、決して言えはしない
こんな想いをここにお見舞いしてやる



特集は、ケニアの遊牧民トゥルカナの人々
10年前に出会ったとあるトゥルカナ人は、家畜を数百頭飼い、お金持ちにしてプライドが高かった
それが、再会した際には、降雨量の少なさで生活が激変、自分たちの子や孫は、誇り高い生活を捨てて人道支援に頼る生活を送るのでは、、、との不安に苛まされる行が鮮明な写真とともに滔々と描かれている

生物はすべて生まれるな場所や環境を選ぶことはできない
日本人として日本に生まれたことは何と幸福なことであるか
我々はもっと頑張れるし頑張らなければならない

この一冊はまさにワタクシの覚悟を変えた
まだ見ぬアフリカ大陸への憧憬を一層強めた

そして、ワタクシの貯金が始まった
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:55Comments(2)雑記

2011年03月06日

晴れて曇って雪も降り、そしてまた朝陽差す菜の花へ。

1月は往く、2月は逃げる、3月は去る、であるか
あっ、、、と言う間に2ヶ月が経っている

そんな先日、娘の『初節句並びに初誕生を祝うの儀』が華やかに開催され、滞りなく閉幕した
恭しく言上を申し上げるのは当然ワタクシである
思えば一年、様々なことがあったが、その日を迎えると感無量である
まだまだ小さい愛娘であるが、一年前はもっと小さかった
首が座り、着座できるようになり、掴まりながらも立てるようになり
屈託のない百面相を眺めていると、日本及び世界を救うのはこの子たちではないかと思う
その為にも、露を払うべくワタクシが旗と陣とを立ててやろう

さて
21世紀型の雛人形を、それでもスーパー★国内産の雛人形を前にして、初誕生の儀では、一升餅を背負った娘が登場した
一生餅だとか
目の前には、ワタクシの文化社交活動を支える筆ペン・ワタクシの海外活動を支える黄色い電卓・ワタクシの海外活動を支える米ドル札が詰まった長財布が置かれた
と記しながら、置いたのはワタクシであるが
泣きじゃくりながら、一生食いっぱぐれがないようにとの願いを込められた一升餅を背負った娘が手に取ったのは



アラブ圏では交渉時に大活躍した常に海外を訪れるワタクシの傍を離れない黄色の電卓であった
学者にでもなるのだろうか
楽器や野球のボールも置いておけば良かったかな

そんなことで
ワタクシの威厳を大いに守ってくれた良娘はお疲れのままに床へ就いたのであった

ただいま一歳三日

  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 15:33Comments(0)雑記