2010年04月08日

嗜好-其の壱-

「異性に求めるもの」とは一体何であろうか

男女ともに、きっと「優しさ」や「思いやり」なんて汎用的な要素が上位に食い込むのであろう
男子から女子に対しては、「料理が上手なこと」や「笑った時の八重歯が可愛らしいこと」辺りも入ってくるか
女子から男子に対しては、これはボクが周りから思われている程も女子的ではないためにただの想像になるのだが、「頼りがいがあること」や「車を片手で運転して、もう片方の手で助手席に座る私の髪を撫でてくれること」辺りが必須になってくるだろうか
因みに、ボクは断然「ボクの話を聞いてくれること」が万年ポールポジションを獲得している

さて
先日、某医療施設の駐車場にて、隣に停まっていた可愛らしい車の助手席にふと目が留まった
勿論、ストーカー的な好奇心に誘われて覗き込んだ訳ではなく、カレーの芳しい香りが漂うや否や不意に喫茶店へ飛び込んでしまうかのような、そんなまったく自然な具合で車中を見やったのであるが

見事に整頓されていた
邪魔でない程度にアクセサリーがきらめき、埃一つないくらいきちんと拭かれ、丁寧にクッションやシートが敷かれ
勝手に、この車のオーナーは華やかな女子看護師さんと想像させる
いや、きっとそうに違いない
こんな車に乗せてもらって根来街道を滑走すると、たちまちのうちに恋が始まることだろう

そしてそして
助手席には、籐編みのカゴに整然とCDが並べられている
斉藤和義の『ずっと好きだった』とかスピッツの『チェリー』辺りがBGMに流れていると良いよね

ふむふむ、、、、、、んっ、、、
籐編みのカゴに平積みで並べられているあのCDは、、、









出た
まさかまさかの『ファンが選んだ~北島三郎ベスト』

渋いっ
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 10:06Comments(2)雑記