2010年10月26日

プライド。

だいぶ前に、そんなタイトルのドラマがあったっけな

さて、キミはどんなプライドを持っているか
ワタクシは、つまらないプライドを捨て去れるというプライドを持っている

そんなことで、一路夜の高野山へ
走り慣れたはずの高野街道も、心なしかこの日はもの悲しく映る
どうにも走り難い
後ろからぐんぐん追い上げてくる車があった
ちょっと膨らんだ場所で横へ寄せて後ろからの車を先に往かせる
軽トラックであった
イワディアン・亜久里と呼ばれたワタクシであるが、この日はどうにもドライヴィングに気が入らない

そうこうしているうちに、尿意を催してきた
一層注意が乱れる
とは言え、神聖なる地へ向かう途上で、放尿と云う訳にはいかない
大人としてのプライドもある

そんな満身創痍のワタクシに、更なる刺客が畳み掛けてくる
ランドクルーザー風の車である
ハイビームよろしく高野街道を後ろから煽り立ててくる
感情的には先に往かせたくない
しかし、膀胱は破裂しそうでハンドリングに集中できない

なかなか厳しいレースを余儀なくされていたが、ようやく大門が見えた
恐らくは綺麗にライトアップされていたことであろうが、楽しむ余裕もない
メインストリートを駆ける
弾けそうなバブルを下腹部に抱え、必至のパッチでアクセルを踏む
一人の大人として穏やかに明日を迎えられるかどうかギリギリの闘いである

そして、ワタクシは知っている
そう、あと数百メートルで公衆トイレがある
この闘いはワタクシの勝利であるか

そう気持ちが緩み掛けた刹那、何と何と、な、な、何と、信号が赤に変わった
息を止め、鼓動を弱め、極限まで生命活動を抑える
じっと耐えるのみである

信号が青に変わった
勢い良くアクセルを踏み込む
公衆トイレが見えてきた
車を停め、ベン・ジョンソン並みのロケット・ダッシュで男子トイレへ向かう
この公衆トイレはセンサーでどんどん明りが点いていく
ハイテクである
ドアを開け、廊下を走り、便器前へ走り込んだ


そして


ワタクシは闘いに勝利した



帰りに見た大門はいつにも増して大きく、どこかもの淋しく、儚く
しかし、凛としていた
この大門をくぐって、たくさんのお世話をいただき、教えをいただき、そしてまた大門をくぐって帰路に就いた思い出が走馬灯のように巡る


  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:05Comments(2)雑記

2010年10月24日

青洲まつり

ワタクシマニアに一つ情報を差し上げよう

本日、青洲時代行列に参加した

衣装を着せていただき、メイクを施し、カツラをセット
本格的な時代劇ルックに身を包むのは人生初めてのことであろう

 

現代であれば、当然ノーベル賞受賞必至な超ド級の偉業を成し遂げた花岡青洲
今年は生誕250年ということで、祭りへの人出も250年級であったとか

時代行列に参加して思う
婚礼に際して、今も脈々と続く、あるいは慮る慣習もあれば、つい眉をひそめてしまうような慣習もある

新婦の周りの若人たちに幸せがもたらされる様にと稲穂で新婦のお尻をはたくとか
新婦に向かってお米の入ったおひねりを投げて当たれば幸せになれるとか
独特である
時代により、地域により、奥深いものだ

兎も角、並々ならぬ努力と叡智とをもって、世界に先駆け麻酔治療を成功させた郷土の偉人
そのストーリーを教え込む地域の学校
美しいことではないか
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 21:23Comments(0)雑記

2010年10月18日

WR。

噂の会員制ホールセールクラブとやらを訪れた

かのドン・キホーテが新会社を設立させてオープンさせたとか

大繁盛しているとは俄かに言い難く、また土地柄かちょっとやんちゃそうな学生や若夫婦なんかが目立ったが、だからと言ってそれでワタクシが何か被害を蒙る訳ではないので、粛々と店内を巡る

そして、逸品を発見した

ワタクシのワークシューズ候補である



初入店なのだから、何か購入するのも一つの愛想と云うものだ

素晴らしい高級グッズを安く売っている訳ではないが、確かにキラキラした掘り出し物に出会えることは出会える
何より、最寄駅前の団子屋さんで食べたみたらしが最高であった
次回は電車で行ってみるのも楽しいかも知れない
  


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2010年10月16日

帰国。

激白する

ワタクシは、万博が大好きだ
とは言え、初めて万博を訪れたのは、愛知博であったが

思うに、大阪万博に行けなかったのが、それは生まれていなかったので仕方がないことではあるが、一つのコンプレックスになっているのではないか
物心ついてから体験したシルクロ-ド博や花博にとてつもなく感動したからかも知れないし

兎も角、海外旅行を経験してから訪れた愛知博には心底感激した


そして2010年
上海万博

世界の経済を引っ張る中国
日本の隣国にしてライバル国にして親国にして政冷経熱
中国
北京よりも非常に興味深い上海を5年振りに訪れた



森ビルも訪れた
豫園は今回も訪れた
電波塔は今回も訪れなかった

ロマンティックな出会いもあり、刺激的な交渉もあり、スリリングなひと時もあり
しかし、やはり海外を訪れると日本人としての誇りを再確認できる

日本は世界最高の国だ
  


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2010年10月13日

世界に一つだけの丼

ワタクシだけのオリジナル丼を食した

ワタクシの名前を冠したワタクシだけのオリジナル

何と芳しい響きであることか



そぼろと雑魚とキノコとが見事にマリアージュされ、その上にでんと乗る玉子に韓国海苔が小憎らしい
身も心もいっぱいになる珠玉の一杯である

これに身も心も温まるスープがストッパー藤川球児的な輝きを放つ

ノックアウトされること間違いなし
丼の新しい可能性を開いた裏メニュー

オーダーするときはワタクシまでご一報を
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:19Comments(0)雑記

2010年10月04日

新携帯生活。

先週末のことであった

携帯の画面がうっすらと赤やいだ
3回目の現象にワタクシはまったく動じず、閉店間際のマイショップへいたって冷静に入店し、スタッフに症状を伝え、落ち着いて順番を待ち、そしてカウンターへと進んだ
この症状が悪化すると、画面はまったく見えなくなり、データを取り出すのも苦労する
一度目は、不覚にもデータを取り出す前に画面が消失してしまった
途方に暮れていたワタクシを、可愛らしいスタッフさんが救ってくれた
『何とかお客様の大切なデータを取り出せるよう頑張ってみます』
数分後、
『データを取り出せましたっ』
とはにかみながら、しかし本当に嬉しそうな顔でワタクシの待つカウンターへ戻って来てくれたそのスタッフさんを、つい抱き締めたくなったこともあった
その携帯はそのまま入院と相成った

まったく経験に勝るスキルはない
今回は、そのようなロマンが起こるはずもないくらい平静であった

結果、緊急入院を通り越して、機種変更と云う進化を遂げることと相成った

とは云え、この21世紀に2年半も同じ携帯を使い続けていると、近頃はどのような携帯が市場を席巻しているかも分からなくなる

そこで、マイショップのスタッフさんに尋ねる
言わば、マイスタッフさんである
要望をぽつぽつと伝え、スタッフさんがワタクシの為に選んでくれた2本のうち、現物を見てワタクシが決めた逸品はこちら



ワタクシのカロリー計算や、執事もやってくれると云うではないか
科学の進歩は目覚ましいものだ

そんなことで、ようよう操作に慣れてはきたが、画面のフィルムを剥がすタイミングを完全に失ってしまった
マイスタッフさんに剥がしといてもらうべきであったか
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:36Comments(2)雑記

2010年09月23日

表彰。

どなたであろうか

我がJet Starブログ1万人目のアクセス者がつい先ほど、21時20分ごろ現れたようである

ささやかながら、御礼と御祝いとを申し述べたい

ありがとう
そしておめでとう

娘からも
おめでとう
  


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2010年09月20日

誠。

Starbucksにて

愛用のカードを取り出した


アテンドしていた方が何のカードか聞いてくれる
スターバックスカードはあまり知られてはいないのだろうか

「このカードで購入した分の2パーセントが障害者施設へ寄付されるのです」
インテリジェンスに応えるワタクシ

相槌を打つ可愛らしいスタッフさん
『お客様の仰る通りです。でもそのカードをお持ちの方は今や随分減りました。一般のカードやご当地カードは今も販売しておりますが、寄付制度の付いたカードは期間限定販売だったものですから。もう何年も前のことになると思います。』

何しろ、このカードはワタクシがエジプトへと旅立った2003年春に出発前の関空で購入したメモリアル・カードである
あれから早7年
この間に一体どれくらいの社会貢献ができたであろうか

これからもスタバをガンガン利用しよう
そして、その延長線上に和歌山のご当地マグを発売させよう

ここに、『和歌山ご当地マグ開発期成同盟』を立ち上げたいと思うが、如何か
  


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2010年09月19日

彼岸。

いよいよ彼岸入りする
今年の夏は、人類だけでなく生物にとっても非常に厳しく長かった
ワタクシも、自慢の美白が台無しになったが、『意外と白いねぇ』なんてあたかも『怠け夏を過ごしたのねぇ』と言われんばかりの軽口を叩かれたりもした

そんな今夏であるが、たくさんの幸せ発見もした
滝を発見した夏もあり、見事な花火スポットを発見した夏もあったが、今年は何と言ってもミラクル★アイスコーヒーの発見であった



そのキャリア何十年という氷屋さんのアイスコーヒーである
当然、拘りに拘られたかき氷は珠玉の逸品で、結果、街や夜店のかき氷なんてとても食べられなくなってしまったが、ここには素晴らしいアイスコーヒーを第一に叙したい
アイスコーヒー用にオリジナルのブレンドをコーヒー豆屋さんに発注し、アイスコーヒー用にミラクル★アイスを作製してこのミラクル★アイスコーヒーが完成してるのだとか



夏季限定というより、アイスコーヒー季節限定
氷屋さんのミラクル★アイスコーヒー
これを賞味せずコーヒー検定は合格できないと断言する
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:44Comments(0)雑記

2010年09月04日

『情けは人のためならず』

人に情けをかけておくと,巡り巡って結局は自分のためになる

非常に大好きな諺である


コンタクトレンズと云うものとのお付き合いは割合古く、2003年からになる
エジプト旅行へ出発する前日のこと、またそれは人生初の海外旅行であったイギリス旅行から帰ってきて3日目のことであったが
エジプトのガイドブックを読んでいると、『砂漠は眩しくて目を開けていられないのでサングラス必須』と書いてあった
当時、今もであるが、アニエスベーのサングラスを愛用していた

そんなことで、そんじょそこらのスキーヤーのようにメガネの上に色付きのレンズを重ねるのはヴィジュアル的に嫌だったので、コンタクトレンズ探しに奔走したのであったが、時は午後5時10分
最寄りで行き付けの眼科はすでに閉店、岩出の(旧)町内を探し回り、ようよう午後6時まで営業しつつその日のうちにコンタクトレンズを出してくれそうな眼科を見付けて飛び込んだのであった

あれから7年強、一店不乱にその眼科でお世話になってきた

去る木曜日、衝動が走り、どうしても眼科へ行って検診を受け、コンタクトレンズを注文したくなり、午前11時に岩出市某所を出発した
しかし、どうにも先行車や信号との兼ね合いが悪く、到着見込みは12時を1、2分回る頃となった
木曜日は午前中のみの診療である

猛暑の所以か虫の居所も悪かった
この7年強の思い出が甦る
もし、万が一、12時ちょうどでシャッターを下ろされ、門前払いを喰らうようなことがあれば、怒鳴り散らして眼科替えも辞さない覚悟で飛び込んだ
やはり、到着時間は12時2分
玄関前まで駆け付けた処で、シャッターが下ろされ、次々に店から出てくる眼科助手さんたちと鉢合わせた
一戦交えるか、緊張が高まる

ところが、ワタクシの第一声
お得意のキングスマイルとまではいかないが、条件反射的なソフトタッチで「あっ、、、もう閉まりました??」

聞けば、電源まで落とし、見れば皆様完全にお疲れさんモード
一社会人としてそんな彼女たちにヤカラ申し上げるのは如何なものかと思うや否や、眼科レディースはワタクシの要望を存分に加味して最大限の方途を採って下さった
ワタクシの名前もコンタクトレンズの注文個数も把握していたのである

7年強のお付き合いは間違いではなかった
今後ともどうぞよろしく
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 16:11Comments(2)雑記

2010年08月28日

夏休み。

いよいよ千秋楽を迎える

盆休みをずらして我が甥っこたちも和歌山に帰省してきた
大きくなってなかなかの早口で喋るようになったものだ
加えて、幼稚園で色々なことを覚えてくるのだろう、一人称を早速「オレ」と呼ぶ
注意してやってもすぐには直らない
わずか4歳にして「オレ」である
これでは自分のことを「オレ様」と呼ぶ日も近いのではなかろうか、と心配する

とは言え、どうしたことか甥っこたちはワタクシには絶対服従でなかなか可愛らしい
そんなことで、甥っこたちにエアーホッケーゲームを購入してみた



男の子へのおもちゃ人気No.1らしい
なるほどよくできている
単1電池を2つ入れて電源を入れると、エアーが出てきて遊興所さながらのエアーホッケーが楽しめる
ところが、甥っこたちは青色のスマッシャーの取り合いを始めてしまった
いわゆる場外乱闘戦である
本戦は次回に持ち越しとなった


さて
本日は『いわで夏まつり』
ワタクシのメッセージ花火も撃ち上がる
3万人を感動させる30文字
今年はその第一弾である

我がサポーターの皆様には楽しみにお出掛けいただきたい
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 16:06Comments(0)雑記

2010年08月23日

嗜好-其の弐-

誤解と云うものは大きければ大きいほど解けた時の感動も大きいもので
そんな具合だから誤解されるのはそれほど嫌いではない
そう強く思うようになったのは、『振り返れば奴がいる』を定期視聴してから
流石は三谷幸喜と唸らせる名作である

とは言え、特段誤解される必要もなく、また隠す必要もないのではっきりと申し上げる
ワタクシ、KALDIでコーヒーをいただきながら店内をふらふらする、つまり店ふらするのが大好きである



お上りさん的に訪れた表参道でも、やはり店ふらした
超お洒落ビルディングGYREに存する表参道店は、なるほど高級感が漂っていた




KALDIで今までに最も多く購入したのは紅茶であろう
次にスパイスであろう
外国のお菓子も購入したことがあるし、ハチミツもぷらっと購入した
チーズもワインも購入したことがある
しかし、どうしたことか本命のコーヒーは購入したことが意外と少ない
同じコーヒー栽培を手掛けたいという志を持つ一人として潜在的なライヴァル心があるのだろうか


そこはそれとして
我が前庭の金柑に小さな実が付いた
いよいよアオムシの脅威を撥ね除け、花が実と成ってきたのである
想いはいつかは実る
今夜も心を込めて水を遣ろう
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 22:15Comments(0)雑記

2010年08月21日

ロマンティック・グラウンド・ブラック。

残暑お見舞い申し上げる

『ハニーの日』

全国高校野球選手権大会が閉幕した
嬉し涙、悲し涙、感動の涙、悔し涙、云々
様々な涙が今年も流されたことだろう
何より今年は猛暑日が続いた
大事なく無事閉幕を迎えたことからまずは感動である

閉幕式にて
講評をじっと聞いてまた感動した
まったくもって見事なスピーチである
ワタクシの誕生日から始まった今大会、たくさん言いたいことはあるだろうが、その中からしみじみと、今夏に相応しい一節一節が語られた
口蹄疫からの再起を助けたと宮崎県代表に触れた
点差としては惨敗的な準優勝校であるが心を込めて讃えた
勿論、優勝校は華々しく叙した
そして、大観衆にも言を向けた
会場からは大拍手である

これが講評と云うものであるか


ひと夏の一大舞台は閉じた
しかし、まだまだ猛暑は続く
世の皆様にはどうぞご自愛いただきたい

  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 15:52Comments(0)雑記

2010年08月15日

8月15日。

終戦の日

各地で戦没者追悼式が営まれている

遺族代表による献文が読まれる


妻と幼い子ども3人を残し、戦地で結核を患い、帰国するも看病の甲斐なく父は戦病死
それから、子どもたちを育てるために母は歯を食いしばって朝早くから畑地へ行き、長男である自分は弟2人の世話をし必死に新聞配達をした
肩身狭い思いをしながら地縁血縁にお頼りして懸命に働く母の、唯一の楽しみは子ども3人の成長であったとか

そんな母に感謝し、そんな家に生まれたことを誇りに思う、と締め括られた

そんな母に感謝し、そんな家に生まれたことを誇りに思う

そんな母に感謝し、そんな家に生まれたことを誇りに思う


感謝と誇り

何と美しい言葉ではないか
偉大な先人たちのお陰で現代がある

3年前、戦没した祖父を追悼するべく訪れたフィリピンを思い出した
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 12:00Comments(0)雑記

2010年08月09日

ターメリック楽団。

要するに、美味しいカレーを調査するべきだということである

海へ遊びに行っても、スキー場へ狩りに行っても
そこにはカレーがある

インドは勿論、我が国の国会議事堂内食堂に於いても
そこにはカレーがある

しかし、どうだ
そこのそのカレーが食べたくなるような、そんなカレー屋さんは果たしてどれくらい存在するのか
よく知らないまま毎日を安穏と過ごすのは非常に危険ではないのか

そんな警鐘を鳴らしてくれたのは、ステキなステキなカレー屋さんに出逢ったからなのである

本日より凡そ一か月前
爽快に山道を駆け抜けていくリヴァービュー★スポットに、忽然とそれはある
所謂、マウンテン・リヴァービューである



雨上がりの景観は素晴らしく綺麗であった

そしてお洒落なウッド調の店内
スポーツ紙を広げてもしっくりくる懐の深さがある

 

待つこと数分
芳醇な香りを際立たせて、ボクのエビフライカレーがサーブされた
数種のスパイスが入っているのであろう、それらの見事なマリアージュである
圧倒的な存在感を放つ
これほどのカレーに出逢うのは、恐らく10数年振りか
あの大学前にあったペーパームーン以来ではなかろうか




このカレー屋さん、和歌山県外であることがボクに冒頭の想いを起こさせた
カレーを愛する者たちよ、今こそ立ち上がろうではないか
そして素晴らしいカレーを皆でシェアしようではないか
まずは県内から
くまなく調査し、そして喜びを分かち合おう

そんなカレーにまみれた2010年下半期はきっと潤いあることであろう
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 22:23Comments(0)雑記

2010年08月07日

8月7日。

『花の日』

本当は『鼻の日』だとか

世間で10月が神無月であっても、出雲の国だけは神有月だとか云うように、世間では『鼻の日』であっても、ワタクシだけは『華の日』だと云われそうだ


さて
『どろリンピック』に続き、畳み掛けるように続く真夏の祭典
そう、ワタクシの誕生日である
それも33歳のぞろ目歳
何やら言い伝えがあるとかで、数ヶ月前に金柑の苗木を購入した
ぞろ目歳になる前年より金柑の木を育てていると、更なる幸福に包まれるとか
早速アオムシ軍団の攻撃を受けたものの、見事に殺処分して今は一層元気に生育している

そんなことで
例年を上回る勢いに溢れた今年の誕生日
スタートは少年相撲大会の観戦である



なかなかの迫力ではないか
オリンピック競技にはなっていないから、国体だけではなく世界選手権目指して頑張って欲しいものだ


続いて告別式
生を受ける者もあれば、生を返す者もある
遺影には、物凄く格好良い顔付きが収まっていた
勲章を受賞するくらいだから相当な豪の者だったに違いない
男子として最も憬れるオーラがそこにはあった


そうそう
免許の更新



因みにこれは昨日のことだ


神々しさ



蛍で有名な鞆渕の八幡神社

因みにこれは3日前のこと


クライマックスは
我らがナルセの紀の川筋を制したと云われるスーパー★ケーキ、ショコラーデンである
これを語らずしてケーキ・ファイター道は歩めまい  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 22:35Comments(2)雑記

2010年07月29日

出会い頭。

家の電話が鳴った

ちなみに我が家の電話は昔ながらの黒電話ではない
FAX兼用の白くてスタイリッシュな電話である
今のところ、FAXを受信した記録は無い

以下、電話の掛け主とワタクシとの一問一答である

「もしもーし」
久々に家の電話に出たものだから、少しキャッチーに対応してみた

『あっ、恐れ入りますが。ちょっとアンケートにご協力いただきたくお電話させていただきました』

電話アンケートなんぞこの数カ月受けたことはないが、掛け主の態度はなかなか丁重であったので、これも人助けとばかり協力することにした

「はい、どうぞ」

『あっ、ありがとうございます。それでは早速…。

 あのぅ、神様の存在は信じておられますか??』




「あー。

 それは、ボク自身を信じているかということですか??」


『あっ。(ガチャン)』


電話は切れた

何かNGワードにでも当たったのであろうか


それにしてもまったく
話の途中で勝手に電話を切るとは失礼なことである
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 01:27Comments(3)雑記

2010年07月25日

子どもたちに贈る言葉-其の壱-

我らが『根来山げんきの森』の草刈り

日曜日の朝早くから人がわさわさと集まって遊歩道や通過ポイントの草をせっせと刈り取る



その間もウォーカーが歩く
年配のアベックも歩く
いずれ年頃のアベックも歩くことだろう

見ればなかなかのベンチがある



これから空がうんと綺麗な季節だ
きっとここから我がイワデシティーを見下ろしながら、夢を語り、愛を語ってプロポーズする若人も現れることだろう

そんなことで、ワタクシ自ら駆り回した



これで心おきなく語っていただきたい

見ると、我がイワデシティーもまだまだ可愛らしいものだ
人口が増え、道路が整備され、たくさんの施設やお店が立ち並んでも、ちょっと山から見下ろすと小さな平野に穏やかな街
日々の喧騒が穏やかに思い起こされる
この街を舞台に、これからもたくさんのロマンやドラマが起こるのだろう




草刈りと云うのもなかなか奥が深い
簡単なようで結構な労働である
しかし誰かがしなくてはいけない
誰かがしなくてはいけないが、誰も好き好んでやらないことをヴォランティーアでやるからこそ値打ちがある
今日のワタクシは、今生きているということを存分に感じることができた

皆様には、より快くなったげんきの森をゼヒ歩いていただきたい
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 17:54Comments(2)雑記

2010年07月20日

世紀越え。

それは、まさに衝撃だった
20世紀のボクにとって、もの凄く眩しく、そして憧憬の眼差しを一点に集めていた
雑誌の上でも燦々と輝いていたあのスーパー★ギター
いつかは掲げてステージを所狭しと駆け回りたいと心底思っていたあのミラクル★フィニッシュ
それが、ドドーンと眼前に立ちはだかっている

夏のステージに備えて消耗品の補給に訪れた楽器屋さんにて

そう、GRETSCHのシルバージェットである




余程、実印をちらつかせながら「これ、ローンは何回払いまで組めるの??」とか言いながらガンガン試奏してやろうかと思ったが、いたいけな少年2人が必死にFERNANNDESのギターに見入っているではないか
見れば、我が2台目愛器JACKSONのギターに好評を与えてもいる
まったく十数年前のボクを見るようだ
思えば、和歌山から期待半分不安半分に大阪へ出て行き、今は亡きアメリカ村の首領(ドン)という楽器屋さんで店長とすったもんだしてJACKSONのギターを購入したものだ
我が家にギターが届いたときは本当に嬉しかったね

さて
堂々憬れのGRETSCHシルバージェット
何回払いまでローンは組めるのかね  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:44Comments(4)雑記

2010年07月18日

母校。

諸大先輩方からお誘いをいただき、卒業後初となる母校は那賀高等学校の同窓会に出席した
所謂、公式の同窓会である

のっけはまず総会があり、当然議長が選出されて議事があり、締めは現役吹奏楽部による生演奏である
年々レパートリーが増えているとか



岩出市が誇るホテルいとう一階ロビーで重層に奏でられる生演奏は本当に厳かで、そして感慨深かった

同学年や同クラスの同窓会も馴染んだ間柄が成す久しくしていても近しい集まりでなかなかに楽しいが、大先輩方に初めて出逢ったり、見知った地域の諸兄様方と「あっ、実は大先輩でありましたかっ」『これはこれは、後輩だったのかね』なんて分かり合える本格的同窓会も乙なものである
母校への愛情が一層深まる


そんなことで
本日、全国高校野球選手権大会和歌山大会に我らが那高が出場すると聞き、公務終了後、紀三井寺球場へ急行した
道中、カーレィディオから中継が聞こえてくる
7対1でリードしているではないか
8回が終了し、9回に入った
紀三井寺球場への信号を、車庫前ラーメンを右手に見ながら左に曲がる
球場が見える
車を停め、いそいそとチケットを買い、階段を駆け上がる
ここへ来るのは、昨年の紀州レンジャーズ観戦以来か

客席に辿り着くや否や、投げ込まれたボールを快音とともにライナーで打ち返す
そして、懸命に追い掛けたライトがボールを抑える
その瞬間、1塁側から歓声が上がる
ゲームセットである



ワタクシが見届けたのは見事に一球のみ
それでも、球場で唄う我らが校歌はひどく懐かしく清々しかった
あぁ、母校って良いな、、、と心底思った

先輩方も応援に駆け付けていた
直接知っている選手がいなくても、ただ後輩が頑張っている、母校が登場する、というだけのことで

美しいものだ
もっと母校発展のためにできることをしていきたいと思う
見返りは、経済的なものや社会的なものではなく、ただ自分の母校が盛り上がっているということへの誇り
これでどうだ
そんな気持ちがたくさん集まれば、ステキな街になると思わないか
そうすれば至極心地良く街中を散歩することができるだろう

そんなことを夢想しながら、今夜も恒例の世歩きならぬ夜歩きに行くのである
  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 22:39Comments(2)雑記